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香港 ちょいとオツな楽しみ方
夜景?買い物?もういいです。ネズミーランド?冗談は顔だけにしてください。
じゃあ一体なにしに来たんだよ。まあ落ち着いて。香港は大都会だがすぐそこに田舎もある。
足をのばしたところを紹介。
島いってみよ〜
もー宿のまわりが、平日でも夜中まで「年末の上野アメ横」みたいだもんだから、都会にほとほと疲れた。ので、小旅行することにした。
フェリー乗り場でなんとなく決めた、長洲島はどんなとこだ?ラリアットで魚をとったりするのか?
久々の未踏の地にこころおどる。
フェリーは300円くらい
みえてきた
ウキウキカップルをはじめとする地元の人たちとともに、フェリーに揺られること1時間足らず。週末だからか人が多い…ドヤドヤ降りたった我々を迎えたのは、メイン通りに並ぶマック、コンビニ、ワトソンズ等町中でおなじみの面々!えらく便利だな。夜、金に困りATMを探してさまよったした箱根よりひらけているではないか。
少々面食らいつつ、どこになにがあるかわからないのでひとまず大通りをそぞろ歩く。観光客はたくさん降りてはきたが、どこへ消えた?まわりをうろついている人、食堂で飯食ってる人、旧正月の飾りを買っている人はほとんど地元の人ばかり。不思議。
チャリでも安全町並みにあわせ、アンティーク風の写真にしてみました!
大通りから1本入れば、そこはもう地元住人の街。観光客を勧誘するわけでもなく、気にするわけでもなく、自然だ。
香港のそういう所が楽で好きだ。
それにしても観光客がたくさん来るのに、玄関フルオープンの住宅の多いこと。これも場所柄の気風なのか。東南アジアみたいい地元の人の生活が近いから、旅行きてるな〜て感じ。て、あ、香港来てる時点で旅行か…。
美容院とは、エステのことらしい坂の途中にあるほこらどうすんだ
小高い丘をあがって、また下る。
坂のある風景は、なんだ、こう、立体感があって好きだ。
坂マニアのタモリの気持ちはわかる。
上りはてっぺんにあるものを想像してワクワク、下りは広がる下界を見下し爽快感。
ひと坂で2度オイシイ。
公園を上がった先には、数十年ノータッチな感じの小さな病院があった。
人間のめんどくさがりの産物。
しばらく歩くと、逆サイドに出た。ビーチがひろがっている。なるほど、だからこっちに「渡假村(宿)」があるわけだ。海の透明度はアレだが、ひと夏の思い出づくりには十分。家族とのほのぼのトリップも、「女友達と〜」と親を安心させて出かけるアマーイトリップ、両方対応。ハイブリッドな島。
胃袋の底切れたとうとうお腹もすいてきた。
大通りに戻り、金額もチェックせず立ち並ぶ海鮮料理屋のテーブルに着席。最近旅先での危機感があんまない。ここは地元の観光客が多いから、そんなにふっかけられることもないだろう。高すぎたら出ればよいのだ。
ここはセットメニューみたいのがあって、2人だと好きなお料理4皿で168HK$とのこと。168?今のレートで換算しますと、1800円ですが?海鮮料理が?コーラとビールつけても2人で2000円ほど?なんか、どうもすみません。
エビのガーリック蒸し、イカフライ、ジャガイモ炒め、揚州炒飯…4皿つっても、1皿1人分みたいな量。欧米か!と驚愕したことも忘れ、2人でぺろり完食。不思議だねえ、なんか全部この量食べても、食べ過ぎた感がないねえ。不思議だねえ。とか言ってると、4日で4キロ太(った)るので注意してください。
魚もってこ〜い欧米ばかり
さて、そろそろ帰宅しよう。
行きも帰りも、フェリーは30分か1時間おきに出ているので、いつだって帰れる。
帰りは100円ほど上乗せして、2階の豪華客室へ。学食みたいな豪華客室の先の扉を開くと、甲板が…。開放感を求めがちな欧米諸国の人々で賑わっていたが、我々は寒さのため、10分程度で学食みたいな豪華客室へ戻りましたとさ。
未踏の地に来ると旅行してるなーという気になる。新しい刺激って必要なのね!と気付いたちびろっくですた。