ウブドで見たもの、会った人 その1
結局のところ、1週間しかいなかったし、それほど印象がなかったので、ネタは下記にまとめます。
うーん。確かにいいところなんだけど。現地の人の生活感があまりにもなかったからだろうか。どーもバリにはピンと来ず。40代くらいになったらまた来るかもなー。
最高級安宿、Indraprastha 2
おもてなし宿もうスラバヤとかテリマ・カシとかほんと疲れたので、無難そうな宿に泊まりたかった。そこで本で見つけたのが、このインドラプラスタ2。サッカー場のすぐそばなので、タクシーの人に説明するのも簡単だったし、タクシー降りたまさにその場所に、そこのスタッフのカデック君が暇そうに座っていたので、話がめちゃめちゃ早かった。
今日はガスの調子が悪いけど、明日は直るからホットシャワーつかえるようになるとのこと。部屋は広くてきれいだし、カデック君がなんだか明朗会計そうだったので、ここに決めた。
朝、明るくなってみて見ると、部屋の前の池には睡蓮がたくさん咲いていて、いろんな植物生い茂り、かえるぴょこぴょこみぴょこぴょこ、通りに出るまでは一面に広がるライステラスと、10ドル程度でそんなにしていただいて申し訳ありませんと、謝罪のひとつもしたくなるようなロケーション。
ボスは別にいるようだが、カデック君はここを全面的にまかされているらしく、2階建て計4部屋の宿をたったひとりできりもりしている。ものすごい朝早くから起きていて、朝ごはんを作り、掃除をし、客のリクエストに迅速に答え…まだ20歳で遊び盛りにもかかわらず、ほんとうによく働く。あまりによく働くので少し心配になったが、友達が遊びにきたりするようなので、そこそこ楽しくやってるのであろう。日本人の働き方とは違うのですな。
「次はきっと、ハネムーンで来てね!幸せになってほしいんだ!」なんて泣けるようなことを言うので、すっかり心通じたと思いこちらが「髪切ったの?」なんてちょっとタモリ的な世間話でもしようものなら軽く流し、「そんなことより空港までの車の話だけど…」と、ムダがなく、ビジネスライクなところも併せ持つ。いや、だいぶビジネス寄りだった。だが、ここに泊まったおかげで、またバリに来たいとちょっと思った。いや、正直ここがタイだったらよかったな。とか思った。
ジャムー、飲む
おとこのこだから、先にジャムーとは。
インドネシアで昔から飲まれている、漢方薬のようなものです。風邪薬とか下痢に効くようなやつから、やせるやつ、巨乳になるやつ、健全なナイトライフのためのやつなど、まじめな物からふざけたものまで、種類は様々です。
今回絶対飲んでやろうと思いつつ、なかなか手が出せなかったジャムー。しかし近所のスーパーで見つけてしまった。ジャムー入りジュース各種!!見つけてしまったからには飲まずにはいられないであろう。うつくしい夕日をバックに、われわれはグレープ味とオレンジ味の漢方入りジュースをある種の決意とともにそれぞれ開けた。
結果。
なんてことはない、ただの水でうすめたジュースのようであった。しかも、なにに効くのか最後まで知らないままだったため、効いたのかどうかもわからん!これはでかいミスだ!バリ最後の夕暮れ時の時間は、結局大した成果をうまないまま、過ぎていった…。
犬にきよつけろ!
ウブドは夜暇なので、さっさと寝る→自然に早起きになるという好ましい生活サイクルで過ごせることと、亜熱帯を旅行中とあいまって、わたしのアーリーバードっぷりったらひどいものである。
日も昇らないうちから起きるので、ひとりで散歩にゆく。 道はてきとう。ウブドは単純なつくりなので、迷うことはない。あと朝のなにがいいって、唯一地元の人たちの所帯染みた感じがうかがえるところだ。通学、通勤、ご飯の買い物、開店準備。観光客が動き出す前に、彼らははたらきはじめる。
きもちよ~くお散歩しているところ、何回か、路地をまがったところで犬に吠えられまくった。
最初はしばらくしたらおさまるだろうと思って進んだが、奴らこっちが根負けするまでずっと吠え続けやがる。わかった。ここはわたしが入ってよいところではないのだね。失礼した。と、すぐに引き返すことにした。そして、帰ってから、地図の吠えられた地点に「犬」と書き込んだ。ちょっとその先が見てみたくても、お犬がダメと言ったら素直に引き返しましょう。犬マップご希望の方はご連絡を。
次回に続く…